理事長 兼 医師の中山和子です。
あなたは不登校になるメカニズムをご存知でしょうか?
実は不登校になるメカニズムは、すでに判明しています。
ただ最近の不登校は、1つの要因だけでなることは少なく平均2〜3つの要因が重なり、不登校になる事例が増えています。
このページでは、最新の医学・心理学で証明されている『不登校になるメカニズム』について、お伝えいたします。
【小学生の不登校の場合】
小学生の不登校の主な原因は、根本原因が『愛着形成不全(愛着障害)』であることが多く、その結果として『自我形成不全(自我同一性拡散)』と『ストレス耐性の低下』が起こり、不登校になります。
そのため心理療法で、愛着形成不全と自我形成不全、ストレス耐性を改善する必要があります。
またこれらの状態を調べる心理検査は…
①FDT(愛着形成不全を測定)
②EGOGRAM(自我形成不全を測定)
③CMAS / STAI(ストレス耐性を測定)
となります。
なお発達障害または境界(グレーゾーン)のお子さんの場合は、その対応もしなければなりません。
【中学生の不登校の場合】
中学生の不登校の主な原因は、根本原因が『自我形成不全(自我同一性拡散)』であることが多く、その結果として『不安症』や『恐怖症』、『ストレス耐性の低下』が起こり、不登校になります。
またこれらの状態を調べる心理検査は…
①EGOGRAM(自我形成不全を測定)
②SCAS(不安症と恐怖を測定)
③CMAS / STAI(ストレス耐性を測定)
となります。
なお発達障害または境界(グレーゾーン)のお子さんの場合は、その対応もしなければなりません。
【高校生・大学生の不登校の場合】
高校生・大学生の不登校の主な原因は、根本原因が『うつ傾向(うつ病)』であることが多く、その結果として『自我形成不全(自我同一性拡散)』や『不安症』、『恐怖症』、『ストレス耐性の低下』が起こり、不登校になります。
またこれらの状態を調べる心理検査は…
①MMPI(うつ傾向を測定)
②EGOGRAM(自我形成不全を測定)
③SCAS(不安症と恐怖を測定)
④CMAS / STAI(ストレス耐性を測定)
となります。
なお発達障害または境界(グレーゾーン)のお子さんの場合は、その対応もしなければなりません。
子どもが心理検査を受けたがらない場合はどうする?
よくこのようなご相談を受けます。
「子どもが心理検査や心理カウンセリングを受けたがらない場合はどうしたら良いでしょうか?」
あなたのお子さんはどうでしょうか?
まずは結論から申し上げますが、ほとんどの子どもは心理検査や心理カウンセリングは受けたがりません。
お子さんとしては『学校に行きたくない!』から不登校なのであって、学校に行くための心理検査や心理カウンセリングは望んでいないことが多いのですね。
ではどうしたら良いのでしょうか?
お子さんが受けたがらない場合は…
①親子関係療法(ペアレントトレーニング)
②オルタナティブ療法
を親御さんが受けることで、不登校を解決することが可能なのです。
ですのでお子さんが受けたがらなくても、不登校の解決を諦めないでくださいね。
『不登校の6段階を見極めるスクリーニング検査』を無料で実施中!
親のあなたが、わが子の不登校の6段階を知らなければ、不登校を解決することはできません。
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このスクリーニング検査は、全12問で構成されており、LINEでお答えしていただくだけで完了できるものとなります。
不登校の6段階の分析および分析結果の報告は、当センターの会長 兼 SV心理士(歴30年)の稲津先生が担当いたします。
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